目の病気、その手術法を知ろう!
現在、目の手術で有名になっているのに、レーシック手術というものがあります。しかし、レーシック適応外の症例があり、それをカバーを回復するための手術があり、他にも目に関する病気があり、それに併せて手術法が存在します。それでは、どのような手術用があるのか、追ってみることにしましょう。
出典: http://web-santamaria.com/treatment/addon.php
眼内レンズ
出典: http://www.cataract.co.jp/menu/tasyoten/technology.php
白内障治療ために開発された技術に、眼内にレンズを入れる方法があります。一般的には単焦点の眼内レンズを使用します。白内障手術後は調節機能がなくなるため、焦点(ピント)が合う範囲が1点になります。上図は近視用、遠視用の比較です。
フェムト秒(セカンド)レーザー
出典: http://www.yudaganka.jp/piece-picup/213.html
白内障手術に使われるようになったのが、フェムト秒(セカンド)レーザーです。白内障手術にも取り入れられるようになりました。従来、術者の感覚や経験にに頼っていた角膜切開、角膜減張切開、水晶体前嚢(のう)切開、水晶体分割をフェムト秒レーザーを使うことで、コンピューターで安全かつ精密に、計画通りに手術を行うことができます。
涙道閉塞
出典: http://www.eye.med.kyushu-u.ac.jp/contents/question03.html
涙道閉塞は、涙の排出路(排水管)が詰まる病気で、瞼の涙腺で涙が作られ、目の表面を潤し、涙点、涙小管、涙嚢、鼻涙管、鼻腔の順番に抜けて行きます。この排水経路のどこが詰まっても涙の排水が出来なくなり、それを阻止するために行われています。
フェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)
出典: http://gankakoga.com/icl.html
フェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)とは、白内障治療で使われるレンズと同じ素材でできた人工の眼内レンズを眼の中に挿入し近視・遠視・乱視を矯正する治療法です。水晶体を残したまま近視・遠視・乱視をなおすためのレンズを挿入します。レーシックに比べて、光学的特性に優れているのが特徴です。
斜視手術
出典: http://www.gankaikai.or.jp/health/betsu-003/09.html
斜視とは、両眼の視線が正しく見る目標に向かわないものを指します。片方の目が正しい方向を向いているものが、もう一方の目が別方向に向いている状態を指します。目の位置がずれると、両眼でものを見て立体感をつかむ機能が弱くなったり、片側の視力の発達が妨げられたりします。
オルソケラトロジー
オルソケラトロジーとは、個人のの角膜の形、視力の度数に合わせて作られた特殊な高酸素透過性ハードコンタクトレンズを就寝時に付けるすることで、一時的に視力回復できるという、画期的な近視矯正治療法です。
円錐角膜
出典: http://www.inazawaclinic.jp/2006/03/post_7.html
円錐角膜が進行し、ハードコンタクトレンズが合わなくなった場合、角膜移植以外に治療方法がなく、近年になって角膜クロスリンキングと角膜リングという治療が登場し、角膜移植を回避、もしくは延長することが出来るようになりました。