VR(仮想現実)の発祥と現在にせまってみよう

皆さんはVR(バーチャルリアリティ)をご存知でしょうか?直訳すると「仮想現実」。コンピューターの中に架空の世界を作り、五感――特に視覚――するというコンセプトの元に発案され、ヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)はここから発案されました。2010年代にスマートフォンの登場で、人とインターネットはもはや生活の一部と一部となり、もう一つの現実となりつつありますが、実はVRの歴史はかなり昔からあったのです。今回はVRの歴史をご紹介します。

2016-06-05_144145

VR黎明期 「Sensorama

2016-06-05_144201

出典: http://setsuzoku.nifty.com/

VRは、1960年代に軍事利用を目的としてVR本体とHMDの原型が考案され、それは娯楽産業への転換されました。上の写真は「Sensorama」 。別の世界に入り込むような没頭感を演出するために作られたものです。

The Ulitimate Display(1968)

2016-06-05_144217

出典: https://design.osu.edu/carlson/

VR技術はHMDとワンセットと言っても過言ではありません。1960年代中は、SutherlandとMITの同僚たちによって考案され、HMDの原書として作られたのが「The Ultimate Display」です。

黎明期(1970年代) パーソナル・コンピューターの普及

2016-06-05_144232

出典: http://vr-magazine.com/

1970年代、パーソナル・コンピューター誕生によってVRが一般的な普及の端緒が見られるようになるのと同時に、人間と機械の距離が縮まり始める結果になります。

上図は不朽の名作、APPLEⅡです。VRには程遠いものとはいえ、その礎に一役買っていることは間違いありません。

成長期 「Virtual Proguramming Language」(1985)

2016-06-05_144244

出典: http://vr-magazine.com/

「Virtual Proguramming Language」、通称「VPL」は、前述の「The Atari Sunnyvale Research Laboratory」研究所に勤めていたZimmermanやJaron Lanierなどが集まって作った会社です。VRはHMD以外にセンサーウェアがVR発達が同時に進んでいきました。

1990年代 凋落期

2016-06-05_144258

出典: http://vr-magazine.com/

1990年代前半、VRが本・雑誌・ニュースレターがlpぞって飛びつき、非常に有名になりました。しかし、研究体制が整ったにも関わらず、期待感だけが優先する結果となり、VRは脚光を集めることなく、医療や建築などの分野に細々と残り続けます 。

1990年代後半

2016-06-05_144310

出典: http://vr-magazine.com/

1993年以降、HMDマーケットは崩壊の道を辿り、それらの関連製品は芸術、映像、研究以外では使用されなくなっていきました。インターネットの普及がVRになり変わったといわれています。

上図の「VictorMaxx technologies」は高性能を謳いつつも、コストの問題でマーケットに変化を与えるには至理ませんでした。結果、Business Weekも既に、VRは広告しても無駄であると結論づけてしまっていました。

再興期  ―インターネットの普及と共に―

2016-06-05_144342

出典: https://www1.oculus.com/

しかし、VRの復興もインターネットによってもたらされました。ネットという特殊な空間と深く繋がる技術がVRと再認識され始めました。2013年、「Game Developer Conference 2013」というイベントが開発され、VRを使ったゲーム開発を切り開いていくメーカーが存在しました。

更に「GGJ2014」において、Oculus Riftのゲームが開発されるなど、ゲームとして開発者の心をつかみはじめます。 上図は大幅な遅延低減に成功した新しい「Oculus Rift」 です。そして、VRは更に発展していっているのです。

これからのVR―さらなる進化へ―

2016-06-05_144354

出典: http://www.all-nationz.com/

一度は歴史から消えかけたバーチャル・リアリティーですが、コンピュータの進化、開発者の飽くなき探究心が現在のレベルまでに達し、今では視覚だけではなく他の感覚へのバーチャル化が研究されています。これからどのような技術が出るのか、想像するだけで楽しくなってきますね!

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
スポンサーリンク
レクタングル広告(大)