赤ちゃんに多い仮性内斜視ってどんな症状?
赤ちゃんの視線がおかしい、左右の黒目が同じ方向を向いていないような気がする・・・などと思ったことはありませんか?
もしかしたら斜視かも、と不安になりますよね。
ここでは、赤ちゃんに多くみられる仮性内斜視についてまとめます。
■ 内斜視とは
物を見るときに両目の視線が正しく見る目標に向かっていないことを「斜視」といいます。
斜視の中で、黒目が鼻側に寄る状態を「内斜視」といいます。
出典: https://www.kango-roo.com/
■ 赤ちゃんの多くにみられる仮性内斜視
生まれたばかりの赤ちゃんは、目の筋肉や視力が弱いため、視線が定まらず左右の黒目が同じ方向を見ていないように感じられることが多くあります。
また、赤ちゃんは鼻が低いことから黒目が内側に寄っているように見えることがあります。
このような状態を「仮性内斜視」といい、治療が必要な斜視とは区別されます。
■ 仮性内斜視の見分け方
赤ちゃんの目が寄り目で斜視を疑うときは、まず仮性内斜視かチェックしてみましょう。
赤ちゃんの鼻の付け根を軽くつまんでみて、その状態で内側の白目部分が見えるようなら仮性内斜視です。
■ 仮性内斜視の場合
成長とともに鼻が高くなり、寄り目は自然に治ります。
特に治療をする必要はありません。
■ 仮性内斜視ではない場合
赤ちゃんの斜視は早期発見、早期治療が大切です。放っておくと視力低下を招きます。
また、目の病気以外の病気が原因の場合もあるので、斜視かもと思ったら医師に相談しましょう。
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